一時払いとは、全保険期間分の保険料を契約時に一括して支払う方法。
一時払いを使い、保険料を1回で支払ってしまうことから割引率はもっとも高く、保険料は安いが保険会社や商品によっては、一時払いができないこともあります。
ただし、保険期間の途中で被保険者(保険を掛けられている人)が死亡した場合でも、未経過分の保険料については返還されないので注意が必要です。
また、生命保険料控除についても保険料を一括で支払った年にしか適用できません。
<<補足>>
保険の支払い方法で似た支払い方法は他にもいろいろあります。
<全期払い>
全期払いとは、保障が続く全保険期間にわたって保険料を払い続ける方式です。
一回あたりの保険料は一番低額になります。
例:終身保険、保険料終身払い。
<短期払い>
短期払いとは、保険期間よりも短い期間で、保険料の払い込みを終える方式のことをいいます。
一回の保険料は全期払いよりも高くなりますが、総額ではこちらのほうが安くなります。
例:終身保険、保険料は60歳まで払込み。
<前納払い>
前納払いとは、将来にくる保険料の一部又は全部を、振込期日よりも前に保険会社に振込むことをいいます。
普通に保険料を払うよりも、保険料は安めになります。