ETFとは、日経平均株価や東証株価指数に連動することを目的に運用される投資信託
ETF(Exchange Traded Funds:株価指数連動型上場投資信託)とは、その名の通り、証券取引所(Exchange)で取引可能(Traded)な投資信託(Fund)のことです。
日本では、株価指数連動型上場投資信託として、その価格がTOPIXや日経平均などの主な株価指数に連動するようにつくられ上場されています。
<ETFの特徴>
・株式同様に売買ができます。
・通常の株式と同じように証券取引所の立会時間中は、市場でいつでも売買が可能です。
・成行・指値注文のどちらも可能です。
・投資家には受益証券(株券に相当するもの)が発行されます。
・値動きや損益の把握も容易です。
・株式と同じように信用取引・貸借取引が可能です。相場見通しに応じて信用による買建て・売建ても行えるなど、取引の利便性は高まります。
・株式と同様な税制の適用が受けられます。
<信用取引が可能>
・株式と同じように信用取引・貸借取引が可能です。
相場見通しに応じて信用による買建て・売建ても行えるなど、取引の利便性は高まります。
<個別株投資に比べリスク分散効果>
株価指数を構成する多数の会社の株式に投資することになり、個別株投資に比べリスク分散の効果があります。
従来の投資信託に比べ、信託報酬(運用費用として運用資産から間接的に差し引かれる費用)が大幅に安くなっています。
このことから、長期投資にも適した商品といわれています。
ETFの登場により、株価指数に連動する投資、つまりTOPIXや日経平均を買うというようなことが、比較的無理のない金額で可能になりました。
(ほとんどの銘柄が10万円前後で投資が可能であり、比較的手の届く金額で、株式市場全体や主要銘柄、特定の業種全体に投資することができます。)
<主なもの>
・日経225連動型上場投資信託(野村アセットマネジメント:コード1321)
・ダイワ上場投信-日経225(大和投資信託:コード1320)
・上場インデックスファンド225(日興アセットマネジメント:コード1330)
などがあります。(他にもTOPIXのものなどもあります。)