定性的評価とは、ファンドの潜在的な運用能力(投資方針、投資の意思決定の仕方など)に対し、評価すること。
評価結果を文言による記述で表現する評価手法。
定性評価は、ファンドアナリストが、個別の投資信託の毎月の運用報告・売買リストなどを見て投資の一貫性などを検証したり、不明な点がある場合には任意にインタビューを行うなどして調査を行う。
運用機関の安定性・成長性・効率性や運用哲学・運用プロセス、ファンドマネージャーの資質、ディスクロージャーの質などを評価して、各商品を採点し、レーティングなどを算定します。
適用範囲が広いという利点があるものの、客観的なデータの裏付けをもたないために説得性に欠ける、評価者によって表現方法や評価の質にばらつきがでやすい、などの欠点がある。
<例として>
湿度が高い状態を「湿度80%」と表わすのが定量的評価。
また「じめじめしている」と表わすような場合を定性的評価という。