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ボトムアップ・アプローチ

ボトムアップ・アプローチ

ボトムアップ・アプローチとは、ファンドマネージャーやアナリストの分析などにより、魅力的な銘柄を選び、それによりポートフォリオを構築する手法。

トップダウン・アプローチとは逆に、個別銘柄を一つずつ積み上げることで、ポートフォリオを構築する手法をボトムアップ・アプローチといいます。

運用会社のアナリストやファンドマネジャーが、投資候補の企業のファンダメンタルズを丹念に調査・分析し、この結果に基づいて投資信託に実際に組み入れる銘柄を選択し、それらの銘柄を積み上げることでファンド全体のポートフォリオを構築する方法です。

最初に個別銘柄というミクロな視点から入って、最終的にポートフォリオ全体というマクロを作り上げていくことから、この名称が付けられています。

ボトムアップ・アプローチでは、マクロ経済の状況や投資する企業が属する業界の動向などにはあまり注目せず、あくまでも個別企業の業績が重視されます。

このため、マーケット全体の動向もその投資信託のパフォーマンスに影響を与えると共に、個別銘柄の選択の巧拙も、運用成績に大きな影響を与えます。

<例えば>

どの業種に資産を配分するかを、トップダウン・アプローチで行い、個別銘柄の選定をボトムアップ・アプローチで行うといった形がとられます。



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ベンチマーク

ベンチマーク

ベンチマークとは日経平均株価やMSCI世界株式インデックスなど、ファンドが運用目標とする指標のこと。

日本の場合、株式市場の全体の指標になるものとして日経225とか、TOPIX(東証株価指数)などがあります。

これは株式市場がどのように全体的に推移しているかをつかむ目印となります。

米国ではダウ工業株価平均、NASDAQや、S&P500、英国ではFT200などがベンチマークとして、現在の株式市場の状況を表しています。

投資信託の場合、ベンチマークとは、はその投資信託が運用の指標としている指数(インデックス)です。

たとえば、ABCファンドという名前の投資信託が、「TOPIXをベンチマークとする」ファンドであれば、そのファンドはTOPIXの騰落率を長期的に上回る運用成績を達成することを目指しているファンドということになります。

このABCファンドがベンチマークであるTOPIXと比較してよりよい運用成績であれば、ベンチマークに勝っている、あるいは、ベンチマークを上回る運用成績である、と言います。

ベンチマークはファンドの投資対象により異なるものが採用されます。

また、ベンチマークを決めていない投資信託もあります。

ファンド選択の際には、ベンチマークが明確なファンドの場合は、ベンチマーク比でどのような運用成績になっているかを3年程度の長い期間比較してみることが大切です。


posted by money at 18:48 | TrackBack(0) | ファンド
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