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ボラティリティ

ボラティリティ


ボラティリティとは、資産価格が、ある期間どのくらい変動するかを表すこと。

「ボラティリティが高い」といえば、値動きの乱高下が激しくなっている様子を示します。
統計学の手法で標準偏差などを使って表すことが多く、債券価格を例に取ると、短期債券の価格よりも長期債の価格のボラティリティは大きくなる傾向にある。

金融・商品先物業界の用語としては、ある銘柄についての価格変動率のことをいい、ボラティリティが大きい=価格変動が大きい、となります。

一般的には標準偏差を用いることが多く使われます。

オプション価格評価を爆発的に普及させたブラック・ショールズ方程式に含まれるパラメータであったため、一気に普及した言葉です。

オプション価格(プレミアム)から逆算されるインプライド・ボラティリティと、過去の値動きから算出されるヒストリカル・ボラティリティがあります。

先物やオプションなどの金融派生商品は、ボラティリティが大きくなると価値が上がります。

金融派生商品を用いることにより、原資産を市場の実勢価格よりも有利に売買できる可能性が増すためです。

posted by money at 10:58 | TrackBack(0) | 資産運用

ヘッジ

ヘッジ

ヘッジとは、資産や負債の金利・価格変動などのリスクを軽減すること。

リスクヘッジというのが正しい言い方だが、「ヘッジする」という言い方でリスクヘッジすることを示す。

<株で例えると>
をたくさん保有している状況で、株式市場全体がしばらく下落が続きそうだと考えた時に、日経平均先物を売ったり、日経平均のプットオプションを買ったりすると、保有株が本当に下落した場合に損失がある程度相殺することができる。

また、割高と思う株を買い、割安と思う株を売って、買い建て金額と売り立て金額を同程度にするマーケットニュートラル戦略も、リスクヘッジ型の投資法の1つと言える。


<外国の証券に投資で例えると>

国際型(外国の証券に投資する)投資信託は、ユーロ建て、米ドル建て、あるいは英ボンド建て等の、外貨建て資産へ投資して運用収益を獲得することを目指します。

しかし、外貨建てでは高収益を獲得できたとしても、為替の変動(例えば、円高)により、円建てに直した収益は目減りしてしまったり、悪い場合には損失が出てしまったりすることがあります。

このような事態を避けるために、外貨建て資産へ投資すると同時に、一定の為替レート外貨円貨を交換する契約を結び為替の変動による損失(為替リスク)を回避することを為替ヘッジと言います。

<リスクヘッジの定義>
「起こる可能性のあるリスクの程度を定性的・定量的に予測し備えること」
posted by money at 22:04 | TrackBack(0) | 資産運用