リスク細分型自動車保険とは、通常の自動車保険では年齢や車種によって保険料に格差をつけているが、それ以上に事故発生のリスクを細分化して保険料を決めている保険のこと。
リスク細分型自動車保険とは、被保険者の利用状況、年齢、車種などに合わせて、料率を細分化して保険料が決まる自動車保険をいいます。
既存の自動車保険よりも、さらに細分化され、リスクの少ない契約者の保険料は安く、リスクの高い契約者はそれなりの保険料を負担するという考え方に基づいています。
<リスク細分型自動車保険の特徴>
リスク細分型自動車保険とは、リスクの少ない契約者には保険料を安く、リスクの高い契約者には保険料を高くするという仕組みの自動車保険です。
どのようなリスク要因があるかというと、年齢、性別、地域、使用目的、走行距離などが上げられます。
それぞれのリスクに応じて保険料に差をつけ、保険料が高くなったり、安くなったりするのです。
ここ数年で、ごく一般的な自動車保険の考え方となりました。
リスクの少ない方にとっては、30%や40%といった大幅な保険料ダウンも見込めますが、逆にリスクの高い方にとっては、これまで以上に保険料がアップすることもあります。
先程も上げた項目(年齢、性別、運転歴、使用目的、使用状況、車種、安全装備、所有台数、地域)については、保険業法施行規則で、これを元に保険料に格差をつけてもよいことになっています。
保険会社によって「リスクの設定方法」や「リスクの評価方法」が異なります。
このようなことでリスク細分型自動車保険は、複数会社の見積もりを取ったりして、保険料の比較検討を行うと良いでしょう。