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ソルベンシーマージン比率

ソルベンシーマージン比率

ソルベンシーマージン比率とは、自然災害、経済混乱に対し、生命保険会社がどれだけ保険金を払える余力があるかを示す指標。

銀行の自己資本比率に相当します。

保険会社は契約者に対して巨額の保険料を支払う必要が生じたり、契約者から集めた資金の運用に失敗した場合は、多額の資金が必要となります。

そのため、常に自己資本比率を高めておく必要があります。

保険会社は、保険料を計算する際、将来の死亡や交通事故などの起る可能性を高く見積もっています。

また、将来の保険金等の支払いに備えて保険料から積み立てる資金(責任準備金)の運用利回り(予定利率)は低目に見積もっています。

ですから、見積もりが妥当であれば、通常、保険金の支払いに必要な資金に不足は生じません。

ところが、大災害などで、突然、保険金の支払いが増加したり、現在のように資金の運用環境が長期にわたって低迷するなど、見積もりから大きく外れることなども考えられる事もあります。


ソルベンシーマージン比率とは、こうした予測を超えるリスクの額を計算し、このリスクに対して、保険料収入や責任準備金以外に、どれくらい余裕資金(ソルベンシーマージン)を持っているかを計る指標です。

今後は、日本版ビッグバンの進展により、保険の契約者にも自己責任が求められることになり、ソルベンシー・マージン比率の大小が、保険会社の評価のすべてではないが、契約者にとっての判断材料の一つとしても、利用価値の高いものになりそうです。



posted by money at 13:58 | TrackBack(0) | 保険

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