ノーロードとは、投資信託を購入する際に支払う購入手数料が無料のこと。
ノーロード・ファンドといえば、販売手数料がかからない投資信託のことをいいます。
ミリオン、MMF、MRFなどがその代表だが、その他にも徐々にノーロード・ファンドは増えてきています。
アメリカなどではインデックスファンドを中心にノーロード・ファンドは比較的多く、日本では、まだ、ノーロード・ファンドの数は少ない状況だが、投信の販売手数料は低下傾向にあり、今後はノーロード・ファンドも増えてくると見られます。
投資信託の購入時の手数料は一般に2%から3%程度ですから、この手数料がかからないということは、投資家にとって大きな魅力であると言えます。
また、購入時の手数料は同じ投資信託でも、販売会社により手数料率が異なる場合があります。
現在のような低金利時代には、運用で2%−3%というリターンを獲得することはかなり難しいものです。
しかも、株式市場が世界中で不安定な時ですから、市場が好調な時以上にコストに注意を払う必要があります。
投資信託を選択する場合には、投資信託のパフォーマンスや評価だけでなく、購入時の手数料、信託報酬などのコストを十分比較検討したいものです。