定量的評価とは、過去の運用実績をもとに、計量的に分析した運用者の評価基準。
客観的な裏付けをもつデータ(客観的な指標)を利用して数値で評価結果を示す評価手法。
おもに、投資家が個別の投資信託に対して、投資判断の参考とするもののひとつに定量評価がある。
運用方針の異なる投資信託には、多くの異なる要素が存在し、比較・評価を行うことは容易ではないが、過去のパフォーマンス等、数値で計測されるものを対象として、相対的な比較を行いながら評価をし、評価機関がこれを行う。
<補足>
定量的評価は、過去の実績を見る人が多いと思います。
設定来●●%上昇といった数字を投資の決定材料にするわけです。
しかしリターンだけを見てリスクを考えていない評価です。
リスクとリターンの両面からの評価が必要です。
シャープレシオとはそのようなリスクとリターンの比率を計算したものです。下記のような式で計算されます。
シャープレシオ=(過去の運用実績−無リスク資産の利回り)/リスク分母がリスクで分子が超過リターン(リスクを取らない利回りをどの位上回る実績か)ですから、数字が大きいほど小さなリスクで大きなリターンをあげたことになります。
※
定量評価はシャープレシオでリスクとリターン両面から評価する事が重要です。