加重平均利回りとは、単純平均利回りに、数量を加味した利回り。
平均利回りに上場株式数を加重したものです。
平均利回りは個々の銘柄の利回りの合計を対象銘柄数で割って計算しますが、加重平均利回りは個々の銘柄の配当金額の合計を対象銘柄の時価総額で割る方法をとります。
この計算方法のほうが世間全体のふところ勘定からいくと実際に近いことになります。
また、業種別加重平均利回りを「東証統計月報」に掲載しています。
(加重平均利回り=配当金総額/時価総額×100)
<補足>
個々の利回りを合計して銘柄数で割る方法と、個々の銘柄の1株当たりの配当金額を合計して株価の合計で割る方法とがあるが、一般に後者のほうが実際に近いとされている。
<よく利用されるものとして>
・東証第1部225種平均利回り、
・同金銘柄平均利回り、
・東証第2部全銘柄平均利回り、
・1、2部有配株平均利回り、
・1、2部加重平均利回り、
・業種別平均利回り
などがある。